Webキャンペーンの仕掛け方にも載っているが、GTの伊藤さんのインタビューがexciteのWeb AD Timeに掲載されている。今年の東京インタラクティブ・アド・アワードで「ベストクリエイター賞」にも選ばれた彼だが、体の感覚から発想しているということである。しかし会話をひもといてみると、かなり人間くさい方なんだと思う。全ての原点は確かにそこですよね。うん。イシイのハンバーグネタは笑えました。

それとネットにとらわれない彼の発想には頭が下がる。「BIG SHADOW」など、本当に熱意がなければ実現できない企画だろうし、本に書いていたようにそれをサポートしている周りの方々も、本当にすばらしいのだろう。

僕も100%ではないものの、子供の頃の絵本の記憶や田舎で道路や原っぱを駆け回って遊んだもの、高校生時代のロクでもない生活。20代のころにダンスにハマッて週3回通ったクラブのアンダーグラウンドなカルチャーやHIPHOPのカルチャーにあこがれて数回NYまで行って経験した様々なものが、今の自分のアイディアの原点になっていると思うことが多々ある。ギャンブルやるならベガスと思って、突然行ったこともあるし、勘違いして香港までダンスを教えに行ったこともある(笑)。今考えると若気の至りでしかないですね。でも常に楽しむことを忘れていないのは今も共通です。

よく周りのメンバーから「そのぶっ飛んだ発想って…」といわれるが、様々な経験を経たからこそなのかもしれないですね。20代のころから画面に向かってデザインすることも大切ですが、多くの友人をつくって遊び歩き、飲み歩くことも同じくらい大切なんだと感じる今日この頃。最近仕事ばかりで息抜きしていない自分には反省するばかりです。